あの憧れの島に戻る

Room 1102|アクリル画 27x35cm 2016


一人の旅人が遠方から来て、台湾で一人旅を始め、自分の狭い部屋では体験できない生活を感じとりました。先住民に出会い、漁のやり方、潜水、岩登りを学習し、高山から海を眺め、さまざまなグラデーションの青や、緑が積み重ねて構成された風景を俯瞰しています。この旅を振り返ると、当初は船の窓を隔てて見た岩浜と波の後ろにある灯台をゆらゆらと通った時の未知への恐怖感がありましたが、今ではこの土地に再び足を運びたいという欲望にかられます。優しく、気持ちの良い湿っぽい風に撫でられながら、港が旅人の帰りを待っていると思いながら……
去年の夏、蘭嶼で一ヵ月暮らしました。台湾へ来た旅人という構想は蘭嶼での経験から連想したものですが、台湾の港へ思いをはせるという一種の延長線でもあります。

遊心妤


2015 東海大学美術学科の学士
1992 台湾台中に生まれる

展覧会
2016 「無秩序の外面」、白沙アートセンター、彰化、台湾
2015 「だらけた人」東海大学美術学科第29 回卒業展、彰化、高雄、台湾
2015 「面白そうに見える」、台中、台湾
2014 「異家族」、台中、台湾

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