台湾海港のイメージ ─着岸

Room 505|水墨画、画仙紙 30x30cm 2016


水墨の線、墨だまりを利用して、TW-1949号の船を描きだし、墨の黒と白の間に空気中に包まれた静寂が現れています。船は岸辺に止められ、海面が上下するのに合わせて揺れています。シンプルな筆墨の点によって、海面に逆さに映った影を描きだしています。さらに、点描によって今まさに空中を飛び回り、「平安と毅然さ」の象徴を託されたカモメの群れを映し出しています。船乗りにとって、カモメを見つけることは、安全に岸辺に到着したことを意味します。そのため、TW-1949号の船が無事着岸したことを見て取れるでしょう。その船がその年、どれだけの雨風を経験し、どれだけ大きな波風を乗り越えてきたのかを、天は知っているのでしょうか?その船のたゆみない奮闘に感謝しましょう。ここは、その最後の停泊港です。よってこの港湾、「台湾」が永遠の家なのです。

徐嘉霠

国立台湾芸術大学

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